キャストインタビュー

増田俊樹
釈村帝人
今作の収録を終えて、ご自身が演じている以外で、印象に残った、または印象が変わったメンバーはいましたか?
今作では、過去のTVアニメやドラマCDでは見えていなかった様々な要素も出てきましたが、個人的にメンバーの印象が変わったということはありませんでした。MooNsの5人は各々が明るい面だけではなく危うい部分も持っていて、ひとりでも抜けると不安定な部分が露出するような雰囲気があるなと、B-PROJECTの収録に参加した当初から思っていました。
みんなギリギリのところで、清濁併せ吞んで存在していると感じていたため、ついに来るべきエピソードが来たな……! という印象ですね。
今作では、バンビ(練習生)時代のエピソードがメンバーごとに用意されています。ネタバレにならない範囲で、注目してほしい点や、気になった点などがあれば教えてください。
他のメンバーは結構変化があったかもしれませんが、帝人はバンビ時代もあまり変わらず、いつも通りの帝人でしたね(笑)。
王茶利と一緒にアルバイトをするシーンも演じさせていただきましたが、高1で既に声変わりも済んでいる年頃だったため、今までとそれほど変わらない帝人というお芝居になりました。
今作で釈村は、アイドルとしての活動だけでなく、学業と平行してキャスターなど様々な仕事をこなしており、非常に多忙です。増田さんもお仕事でご多忙かと存じますが、もし増田さんと釈村が一緒にオフを取るとしたら、どのように過ごされたいですか。
もし帝人から「遊ぼう」と誘ってくれたら付き合いますし、一緒にゲームをプレイしたら盛り上がってくれそうですけど、できれば各々休みを取る形の方が良いと思います(笑)。
僕はいつも、休みの日は昼過ぎまで寝てしまうタイプです。帝人も今作では特に、多忙なシーンがクローズアップされていましたので、自分と同じく休息が必要だなと感じました。
最後に、今作で共に苦難を乗り越える澄空つばさ(A&R)へメッセージをお願いいたします。
「がんばれ~!」ですね(笑)。
今作では各メンバーの様々な問題が浮き彫りになりますが、それぞれの問題をメンバー間だけで解決できるほど、B-PROJECTの14人は成熟していないと感じています。
つばさとしてゲームをプレイしていただく際、特にMooNsのメンバーと真摯に向き合ってお付き合いいただけると、B-PROJECTの面白いところがより掘り下げられると思います。帝人役としてはぜひ、MooNsを通して楽しんでいただきたいです。